当社は 、イプセンIPSEN第4世代の多目的炉を採用して制御可能雰囲気の浸炭 、浸炭窒化 、焼入焼戻し 、調質などの処理を実施している 。酸素プローブで炉内雰囲気の酸素ポテンシャルをリアルタイムにモニタリングし 、一酸化炭素分析装置で炉内雰囲気の濃度をオンラインで分析し 、また 、カーボンコントローラで炉内ガスの炭素濃度を迅速に計算して 、リアルタイム温度 、炭素ポテンシャル 、時間によって浸入層の深さなどの複数の変数に対して即時制御を実行する 。Carb-O-Prof IVプログラムは 、シミュレーション結果に基づいて浸炭層の炭素濃度分布を制御する 。浸炭後の急冷・冷却は炉内で自動的に完了し 、装置は冷却品質に影響する要因(攪拌力 、攪拌方向 、攪拌時間 、冷却時間などを含む)を制御することができる 。顧客の要求に応じて合理的に処理プロセスを設計し 、製品の品質を保証することができる 。
技術的性能及び応用
ガス浸炭・浸炭窒化処理後
、部品表面は
、高硬度
、高強度
、高耐摩耗性の高炭素窒素マルテンサイトが得られ
、コア部は依然として高靭性があるので
、低・中・高炭素鋼および低合金鋼に適用している
。浸層炭素濃度の分布は制御しやすいので
、必要に応じて必要な調整を行うことができる
。浸層の組織が優れたので
、浸層の深さはより広い範囲内(0.1〜8.0mm)で精密に制御できる
。一定の衝撃荷重のある摩耗部品および高耐摩耗性
、高靭性のハードウェアに広く使用されている
。
焼入焼戻し
、調質
:IPSEN多目的炉を用いて中炭素鋼及びその低合金鋼
、炭素工具鋼などに対して保護雰囲気加熱急冷を実施し
、材料金属光質に近い急冷表面を得て
、次に適切な温度で焼戻して製品にその性能要件を満足させる
。熱処理中で
、製品の酸化
、脱炭
、炭素増加などの欠陥を防止することができる
。
設備写真